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去年の自分を超えるために…スノーボードの「オフトレ」について徹底解説

シーズンも終わって悲しい気持ちのスノーボーダーも多いことでしょう。

でも、上手くなりたいならオフシーズンに休んでる暇はありません!

次のシーズンまでオフトレしましょう。

種類問わず、オフトレするかしないかで来シーズンの滑りに差が出てくること間違いなし。

「去年より上手くなりたい!」と少しでも思っている方はぜひ取り入れましょう!

スノーボードのオフトレについて徹底解説していきます。

目次

正直、オフトレする意味ってあるの?

「競技レベルのガチでスノーボードをする人じゃない限り、オフトレする意味ってあるの?」と思っている方もいると思います。

あくまで筆者の考えですが、半分正解で半分ハズレかなと。

確かに「スノボが上手くなりたい!」といった向上心がある方じゃないと、オフトレをやる意味ってそれほどないですよね。

ただ、オフトレをすることで鍛えられる筋肉はスノーボードだけに役立つわけではなく、日常生活においてもプラスに働きます。

オフトレでスノーボードに必要な筋肉を鍛えておくことで、シーズン中のケガの予防にも繋がります。

スノーボードのスタイルがフリーライドだろうとグラトリだろうと、「今シーズンの自分を来シーズンは超えたいんだ!」という方は確実にオフトレをするべきです。

オフトレをする3つのメリット

①:持久力の増加で長く滑ってられる

筆者もオフトレをしてみて割と実感したのですが、スノーボードにおける持久力が上がりました。

ここでいう持久力とは心肺機能のことでなく、「滑っていられる時間(本数が増えた)が長くなった」という意味の持久力です。

筆者の場合、年を重ねるごとに滑る本数が徐々に減ってきていました。1日の後半になると太ももがパンパンになってターン時に踏ん張れなくなって転倒し、「もう疲れたしいいや…」とその日は終了する感じです。

それがオフトレを頑張った翌シーズンは前のシーズンに比べても、後半になっても足の踏ん張りが効いて最後の方まで普通に滑っていられるようになりました。

コンディションが良い日は1日中みっちり滑っていたいので、この変化はすごくメリットを感じましたね。

②:ケガの予防になる

”体を作る”ことで怪我のリスクを軽減することにつながります。

筋力があることで怪我の予防になることは科学的に証明されていることなので、「スノーボードに必要な筋肉を鍛える」=「怪我のリスクを減らせる」というわけです。

シーズン序盤に怪我をして、そのシーズンは全休…なんてことになったら冬が終わってしまいますから…

とはいえ、スノーボードに必要な筋肉がわからずに闇雲に上半身ばかり鍛えていても意味はないため、スノーボードはどこの筋肉を主に使っているかを理解して取り組む必要があります。

③:体幹の強化で滑走能力が向上する

筆者が好きなスノーボードのインフルエンサーやプロライダーは、冬はスノーボードをしつつ夏はSPUのツアーガイドをやっています。

「ほぼ1年中体幹トレーニングをしている」ようなものなんですよね。

やはりスノーボードはバランスのスポーツなので、体幹を鍛えることで得られるバランスを保つ力をいうのは非常に重要なファクターなんです。

体幹を強化することで滑走能力は間違いなく向上するはずなので、「体幹トレーニングをする」=「滑りが上手くなる」と考えていいと思います。

オフトレの種類

屋外のオフトレ施設

定番なのが屋外にあるオフトレ施設でのトレーニング。

オフトレ施設にはスノーボードのジャンルごとの施設が別れています。

  • キッカー系
  • ジブ系
  • サマーゲレンデ

例えばキッカー系の施設では、人工芝のキッカーで飛んだ後にエアマットや水に着地するようなトレーニング方法になっています。

シーズン中にカッコよくエアトリック・ジブをしている人達は、もれなくこのようなオフトレ施設で頑張って練習しているはずです。

グラトリ関連だけでなく、サマーゲレンデではカービングの練習ができるほどの距離を滑走することができるので、フリーランを上達したい方でもトレーニングできますよ。

全国各地に点在しているので、興味のある方は自宅から近いところに施設がないか検索してみましょう。

屋内ゲレンデ

屋内ゲレンデは、その名の通り室内に人工雪で作られたゲレンデがある施設です。

屋内なので滑れる距離こそ短いものの、ジブアイテムやキッカーが配置され、ウインターシーズンに限りなく近い環境で練習することができます。

普通にターンの練習もできますが、横幅が狭い&距離が短いので、どちらかといえばグラトリ向けのオフトレ施設と言えます。

筋トレ

一番手軽にできるのは筋トレです。

スノーボードで使う筋肉は、主に下半身と体幹周りです。

脚力が付けば長時間滑っていても疲れづらくなってきますし、荒れたバーンでもしっかり板を押さえ続けられて走破性も上がる気がします。

体幹トレーニングを行ってバランス能力が向上すれば、体勢を崩した際のリカバリー能力や、ジブアイテム上での姿勢も安定します。

しかも、筋トレをすることは日常生活においてもプラスに働くので、やっておいて損することは一切ありませんし、何より自宅でもできることが最大のメリット。

スノーボードは股関節周りの柔軟性も大切なので、筋トレだけでなくストレッチも併せて行うと効果的ですよ。

オフトレアイテム

自宅でできるオフトレの中には「オフトレアイテム」を活用する方法もあります。

オフトレアイテムというのは、バランスボードや専用グッズのことを指します。

例えば、下記のようなアイテムが販売されています。

共通するのは、オフトレアイテムは横乗り系スポーツ全般に通じる体幹を鍛えることに特化していることです。

筆者もサーフィン用のバランスボードを取り入れて、日々オフトレに励んでいます

サーフスケート

スケートボードの中でもサーフスケートと呼ばれるジャンルがあります。

その乗り味がスノーボードにとても似ていることから、多くのスノーボーダーが趣味も兼ねてオフトレとして取り組んでいます。

ただ前に進むだけでもバランス感覚・体幹が必要ですし、ターンする時の荷重のかけ方などはスノーボードに通じるものがあります。

綺麗な平面があればどこでもできて普通に滑るだけでも楽しいので、おすすめのオフトレの1つです。

マットを敷いてジブ練習

自宅でできる上にほぼ雪の上と同じ環境でできるのが「マットを敷いてするジブ練習」です。

ブーツはもちろん実際に板を履いて、地面や板が傷つかないようにマットを敷いた上で、テールプレス・ノーズプレス・FS360などの斜面がなくても練習ができるトリックをするというトレーニング方法です。

気温が高いとブーツがムレムレで辛いですが、ほぼ雪の上と同じシチュエーションなので、オフシーズンに取り入れることで、かなりの効果を体感できるはずです。

必要に応じてダリングなどしなければならないので面倒ですが、ソールカバーを付けたままやるという手もありますよ。

まとめ

オフシーズンにトレーニングすることで確実に次のシーズンの滑りが確実に変化します。

サーフスケートなど、楽しみながらついでにトレーニングにもなるオフトレもあるので、自分で続けられそうなものを選択しつつ励んでみてはいかがでしょうか?

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