バスツアーを利用する方の中には自分のウェアを持っていないので、ツアーに無料で付いてくるレンタルウェアで済まそうとしている方は多いと思います。
「何回行くかわからないからウェアを買うのはもったいない」という気持ちはわかりますが、絶対にマイウェアを購入することをおすすめします。
だいぶ辛辣なことも言っていますが、筆者だったら間違いなく自分のウェアを買って持っていきます
スノボ初心者でもウェアは絶対に購入すべき理由
①:無料レンタルは当たり外れが大きすぎる
「バスツアーにレンタルが付いてるし、いらなくない?」と思っている方が多いはず。
でも、その人が想像しているウェアと、実際にレンタルすることになるウェアは大きくかけ離れていると思います…
どういうことかと言うと、格安バスツアーについている無料レンタルのスノボウェアは、死ぬほどダサい可能性が高いということです。
筆者は長野県・新潟県・群馬県あたりのバスツアーでも人気なゲレンデに行くことが多いのですが、レンタルの人は一瞬見ただけですぐわかります。
なぜなら、ボロボロでダサいから…
ツアー会社によって「かわいい新作ウェア付き」のように新しいウェアを売りにしているところもあるので、全てがそうではありませんが、ほとんどの無料レンタルのウェアは「何年前に買ったやつ?」というレベルの一昔前のウェアを渡されると思います。
「昭和のウェアじゃん」と思うくらい古いやつをいまだに見かけます。
正直、自分だったら滑る前に萎えること間違いなし。もし気になっている男子・女子が着てきた日には100年の恋も冷めるレベル。
事前にどんなウェアが借りられるのかわかっていない限り、無料レンタルウェアは当たり外れが大きすぎてリスキーです。
②:ちょうどいいサイズがあるとは限らない
体格の大きい方は自分に丁度いいサイズがあると思わない方がいいです。
スノボウェアは中にインナーを着込んだり動きやすさも重視するので、多少大きいくらいで適正サイズになります。
レンタルウェアはMサイズを中心に用意しているはずなので、大きいサイズのウェアはほんの数着しか用意していない可能性があります。
すでに貸し出されていた場合、無理やり小さいサイズのウェアを借りるはめになり、ビチビチの窮屈な状態でスノボをするなんて地獄もいいところ。
身長が180cm近かったり、横に大きめの人は危険ですよ。
③:補償料がアホらしい
たいていの無料レンタルウェアには「補償料」というものが設定されています。
もし貸し出したウェアが破損した場合に、修理費用の負担をさせないために加入させられる保険のようなものです。
しかも、基本的には1日ごとに強制的(場所によっては)に徴収されます。
仮に今シーズン購入したばかりのウェアなら補償料も理解できますが、①で説明したように中には10年以上使い古されているようなウェアでも取られるんですよ。
会計的な目線だと、とっくに物の価値としては0円なのに補償料がかかるなんてナンセンスなんですよね
2泊3日なら1日500円だとして、3日で1,500円もボロボロのウェアにお金を払わされるなんてアホらしいと思いませんか?
④:レンタルウェアは酷使されすぎている
筆者は1年間に20〜30日ほど滑りに行っていて、ウェアはBurton最上級ラインのGORE-TEX素材のウェアを着用しています。
そんなウェアでも2年〜3年くらいを経つと、撥水機能が低下してきているのが目に見えてわかります。
これがレンタルウェアの場合、1年間に着用される回数は筆者の2〜3倍くらいにはなるんじゃないかと思うんです。
そんな酷使されているレンタルウェアが10年以上使われていると考えると、撥水機能なんてほとんど残っていないと想像できますよね。
撥水が機能しないので、転んだ時はお尻に水分が侵入してきたり、運悪く濡れ雪だったりすると全身ビチャビチャになりかねません。
⑤:スノボウェアは想像以上に安いしお洒落
スノボ初心者の方は大学生が多んじゃないかなと思いますが、学生のうちはそんなにお金をかけられないですよね。
でも「スノボウェアってすごく高い」ってイメージがあってそう思いこんでませんか?
もちろんピンきりではあるんですが、今の時代は安くてお洒落なスノボウェアってたくさんあるんですよ。
楽天市場やAmazonを覗いて見ると、1万円〜2万円あれば上下セットでお洒落スノボウェアが手に入るのがわかると思います。
筆者の相方も3シーズン着用したコスパ最強のビブパンツもお洒落で安いのでおすすめです。
ウェアをレンタルするかどうか悩んでいる方は、ぜひAmazonなどで「スノボウェア」と検索してみてくださいね。
⑥:1回買えば長く使える
スノボウェアは1度買ってしまえば長く使えます。
筆者の場合、年間20〜30日滑ると徐々に性能が落ちてくるので2〜3年おきに買い換えていますが、年間で5〜10日くらいしか滑らない方なら、5〜7年くらいは余裕で保ちます。
仮に上下セットで10,000円の格安ウェアを買ったとして5年間使ったら、1年間のコストはたったの2,000円。
1年間に4日滑れば1日あたり500円です。
そう考えたら、なおさらレンタルウェアなんて借りる理由はないと思えますよね。
⑦:いざとなればフリマアプリで売れる
筆者が大学生の時はヤフオクくらいしかなかったので、今のように気軽に自分の持ち物を売買できませんでしたが、今の時代はフリマアプリがあります。
メルカリで「スノボウェア」と検索してもらうとわかるのですが、数回着用しただけのウェアが定価とあまり変わらないくらいの価格で売買されているのを見つけられるはずです。
シーズン中は年式新しめで綺麗なスノボウェアは、ブランド問わずにかなりの需要があります
もし、スノボウェアを購入したけどあまりスノボにはまらなかったなぁ…という人は、最終的にメルカリで売っちゃえばいいんです。
「ダメだったら売れる」と考えれば、購入に対するハードルはものすごく低くなりますよ。
まとめ
かなり辛辣にレンタルウェアはおすすめしない理由を説明しましたが、お洒落なウェアは実際着ているとテンションが上がりますし、スノボに対するモチベーションも持続しやすいです。
1シーズンに何回かスノボに出かける予定が少しでもあるという方は、レンタルウェアではなく自前のマイウェアを持ってスノーボードに出かけて欲しいなと思います!