ビーウェーブのスノボツアー(マイカープラン)を利用して、長野県大町市にある『黒部ビューホテル』のツインルームに宿泊してきました。
当記事では、館内やツインルームの客室、食事についてレポートしているので、スキー・スノボツアーを利用して宿泊予定の方はぜひ参考にしてくださいね!
宿泊時期:2021年12月(平日)
黒部ビューホテルの詳細情報
黒部ビューホテルは黒部ダム・アルペンルートのふもとにある温泉宿です。
最も近いスキー場はHAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場ですが、今回はエイブル白馬五竜スキー場のリフト券付きのプランで宿泊しました。
今回はビーウェーブのスノボツアーで予約し、2名1室、2泊3日のリフト券3日間付きのプランで合計38,000円と最安級の価格で予約しています。
チェックイン・アウト | 15:00〜/10:00 |
客室数 | 63室 |
レストラン・バー | なし(食事会場2ヶ所あり) |
フィットネス・プール | なし |
大浴場 | あり |
無料Wi-Fi | あり |
駐車場 | 宿泊者無料(50台) |
公式サイト | http://www.alpen-blick.com/blog/ |
館内は大きく分けると、葵館・梓館・桂館・森のやすらぎの4つの館に分けられ、その中でも和室や洋室と分けられています。
森のやすらぎは2019年12月にリニューアルした新しい客室なので、他の客室にはない空気清浄機(加湿機能付)やマイナスイオンドライヤーなどが設置されているようです。
ドライヤーは桂館以外の客室に設置されていますが、古めのホテルによくある壁に掛かっているタイプになるので風量はかなり弱めなのでご注意を。
また、桂館別館は長い階段での移動となるので予約する際には注意してくださいね。
黒部ビューホテルの客室
今回は葵館(古いほう)の洋室ツインルームに宿泊したので、こちらの客室についてレビューしていきます。
最初に部屋の写真を撮り忘れて散らかっていますがご容赦ください…
部屋は2階。1階が吹き抜けになっているので2階から1階を見下ろすことができます。
吹き抜けへの入り口の扉は一見、自動扉に見える扉ですが手動で開けるタイプの扉を開けて入ります。エントランスは暖房が効いているので暖かかったです。
鍵は1つしか貰えないのがちょっと残念。カードキー対応ではなく部屋番号が書いた大きなキーホルダーが付いているタイプです。
入ると広めな洗面所。ハンドソープとコップなどが置いてあります。
壁かけのドライヤーがついていますが、風量が弱いので持参するか、大浴場に設置されたドライヤーを利用するのがおすすめです。
ユニットバス形式のウォシュレットトイレと浴槽。大浴場に行っていたので浴槽は利用していません。
昔ながらのホテルの冷蔵庫が設置されていて、大きめの冷蔵庫なので飲み物はたくさん入ります。
その他、部屋に置いてある備品はざっと下記の通り。
・新しめのティファールのケトル
・スリッパ
・浴衣
・大小のタオル
・歯ブラシ
・タオルハンガー
ベッドルームの入り口の壁にエアコンのスイッチがあり、3段階で調整できます。エアコンを付けないと寒かったので弱か中で過ごしました。
そのため結構乾燥します。加湿器はないので持ち運びできるものを持っていくことをおすすめします。
シングルサイズのベッドが2つ置いてある洋室でした。
テレビは20インチくらいなので決して大きくはありませんがこんなものでしょう。
クローゼットは大きめなんですが、ハンガーは2つしか置いていなかったのでフロントに行って追加でハンガーを借りました。
椅子2脚とテーブルもあります。
スノーボード旅行2泊なので荷物は多かったですが、ベッドの置いてある部屋は狭いものの、洗面所の方がかなり広いので荷物が邪魔になることはありませんでした。
部屋によって異なるかもしれませんが、不便だったのはベッド周りにコンセントの差込口がなかったことです。念のためにコード長めの電源タップを持って行っていたので正解でした。
黒部ビューホテルの館内
お土産屋さんや食事会場、大浴場、喫煙所など全て1階にあります。
館内はとても掃除が行き届いていて、綺麗に保たれている様子でした。
大浴場
大浴場は、12時〜24時、5時〜10時までの時間に利用ができます。利用する際には部屋からタオルを持っていきましょう。
エレベーターを出てすぐなので迷わず行けます。
脱衣所にはヘアブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、洗顔、基礎化粧品が置かれていて、貴重品ロッカーもありました。
お風呂は大きめの内湯と露天風呂の2つで、サウナはありません。温度は結構熱めなので、冷えた身体がしっかり温まります。
温泉の透明度がすごく、非常に澄んだ泉質で肌触りも非常になめらかで、とても気に入りました。
洗い場は当たり外れがあるかもしれません。温度を下げても熱いお湯しかでないところもありました。
女湯の方にはシャンプーバーがあり、5種類ほどのシャンプーとコンディショナーが設置されていました。他にも洗い場に馬油など4種類のシャンプー類が設置います。
なお、チェックアウト後の入浴は1人500円必要になります。
自動販売機
近所に歩いて行けるようなスーパーやコンビニはないので、持参しない場合は飲み物を自販機に頼ることになります。
ジュースやお酒の販売機は売店の向かいと大浴場前にあります。
お酒は少し割高になるので、事前にコンビニやスーパーで購入して持ち込むのがおすすめです。
朝食・夕食について
食事会場は1階になります。食事の時間をチェックイン時に選ぶことができ、夜は18:00・18:30・19:00、朝は7:00・7:30・8:00から選択できました。
夕食
夕食はセット料理でした。
指定された席に座ります。鍋や茶碗蒸し、お刺身、うどん、かき揚げなどがありました。途中で抹茶のムースのデザートとして出てきました。
2日間の夜ご飯は大まかには同じで、鍋はすき焼きからしゃぶしゃぶ、かき揚げが天ぷらに変わったくらいです。
温かいお茶や水はセルフで、ご飯のお代わりもスタッフに伝えると貰うことができます。ただ、初日はご飯のおかわりができることを説明されなかったので分かりませんでした。
飲み物は置いてあったので聞いてから取りにいきましたが…。
別途料金ですがお酒も頼めます。ホテル価格なので値段設定はかなりお高いです。こだわり酒場のレモンサワーが600円ほどだったと思います。
スキー・スノボの格安ツアーでの利用だったので、豪華ではありませんが金額からすると十分な食事を提供しているなという印象です。
公式サイトで紹介されているのは豪華な食事プランを付けた場合の写真だけなので、格安ツアーで予約する際は期待しすぎないようにしましょう。
朝食
公式サイトを見てみると朝食はバイキングとなっていたのですが、バイキングではなくセット料理でした。
ご飯・味噌汁・サラダ・焼き魚・卵焼き・煮物・漬物などがありました。味噌汁は鍋と一緒で目の前で温めるシステムです。
2日目と3日目の朝ごはんの違いは少しあって、焼き魚が鮭 → サバ、卵焼き → 目玉焼き、ひじき → 切り干し大根の煮物、梅干し → 野沢菜に変わっていました。
夕食と同様に飲み物はセルフで、朝はコーヒーもありました。また、納豆も置かれていましたが自由に取っていいのか説明はありませんでした。多分持って行ってもよかったんだと思います。
朝ごはんもお代わり自由なので、お代わりする場合はスタッフに伝えましょう。
黒部ビューホテルの近隣のゲレンデ
黒部ビューホテルの近くには様々なゲレンデがあります。
- 爺が岳スキー場 : ホテルから車で約5分
- 鹿島槍スキー場 : ホテルから車で約5分
- 白馬さのさかスキー場 : ホテルから車で約22分
- エイブル白馬五竜 : ホテルから車で約28分
- Hakuba47 : ホテルから車で約29分
- 白馬八方尾根スキー場 : ホテルから車で約35分
- 白馬岩岳スノーフィールド : ホテルから車で約35分
- 栂池高原スキー場 : ホテルから車で約35分
- 白馬乗鞍温泉スキー場 : ホテルから車で約35分
- 白馬コルチナスキー場 : ホテルから車で約35分
黒部ビューホテルから一番近いのは、爺が岳スキー場と鹿島槍スキー場になります。
今回私が利用したのは、エイブル白馬五竜とHakuba47です。
黒部ニューホテルからだと片道30分ほどかかります。
この2つのゲレンデは山頂で繋がっているので、連絡通路を利用するとスキーやスノーボードでエイブル白馬五竜とHakuba47に行き来することが可能です。
平日の利用でしたが、エイブル白馬五竜は平日でも人が多いなという印象。ゴンドラで上に登ると人も減るので多少は滑りやすかったです。
Hakuba47の方はエイブル白馬五竜と比べるコースの難度が上がるので人は少なめでした。こちらのほうが気持ちよく滑れました。
本格的なハーフパイプやキッカーもあるので、ただ滑るだけじゃ物足りない方にもおすすめです。
ウインタースポーツ以外にも有名な黒部ダムや松本城、善光寺など様々な観光スポットがあるので、観光として利用するのもおすすめですよ。
温泉施設について
近くに温泉施設はたくさんあるので、ゲレンデ帰りや観光後に立ち寄ることができます。
ホテルから近い日帰り温泉施設を一部ですが記載しました。
- ホテル夢の湯 : ホテルから車で約1分
- 緑翠亭 景水 : ホテルから車で約2分
- 湯けむり屋敷 屋敷の湯 : ホテルから車で約3分
- ゆ〜ぷる木崎湖 : ホテルから車で約8分
- 心笑館 : ホテルから車で約8分
黒部ビューホテルの口コミ・評判
黒部ビューホテルを利用した方の口コミを集めてみました。
まとめ
今回利用したのは、スキー・スノボの格安ツアー(マイカープラン)なので食事内容・客室についてはコスト的にもだいぶ削られていると思います。
とはいえ、リフト券代を除くと実質1名1泊約5,000円で2食付きということを考えれば、カーペットに目立つシミがあったり部屋が古臭いといったデメリットはあってもスキー宿として非常に満足な滞在となりました。
なるべく予算を抑えつつも、民宿やロッジ以上の滞在を検討しているなら黒部ビューホテルはおすすめですよ。